×

19年ドラフト1位の巨人・堀田賢慎 支配下復帰に向け投球テンポが鍵

2022年2月24日 22:47
19年ドラフト1位の巨人・堀田賢慎 支配下復帰に向け投球テンポが鍵
24日、2回3奪三振1失点の投球を見せた堀田賢慎投手
◇プロ野球・練習試合巨人1-6楽天(24日、沖縄・那覇市)

巨人は楽天と練習試合を行い、支配下登録復帰を目指す3年目の堀田賢慎投手(20)が登板しました。

堀田選手は2019年のドラフト会議で巨人から1位指名を受けたものの、2020年1月に右肘の炎症を起こし、トミー・ジョン手術を受けました。2020年11月、リハビリに長時間要することから自由契約に切り替わり、その後育成選手として再契約。支配下への復帰を目指しています。

楽天戦で先発として登板した堀田投手は初回、2アウト1・2塁からヒットを許して失点を喫しますが、アウトを全て空振り三振で奪います。

この日の投球テーマは変化球だったという堀田投手。2回は持ち味であるストレートと変化球をテンポよく投げ分け三者凡退。2回3奪三振・1失点の投球内容でした。

試合後、堀田投手は「初回は先頭打者からヒットを浴びてしまい、じっくり投げてしまうイニングになってしまった。2回はテンポよくいこうと桑田真澄投手チーフコーチから声をかけてもらったので自分自身そこを意識しながら2イニングを投げた」と2回の投球に手応え。また原辰徳監督からも投球テンポのイメージを持つよう声をかけられたといいます。

この日のテーマとしていた変化球については「しっかり変化球で勝負するところはできた。あとは決め球の高さ・コースにばらつきがあるのでもっと修正していきたい」と課題も口にし、「次は無失点でいけるよう頑張りたい」と意気込みました。