巨人・直江大輔 3回無失点で開幕1軍へ猛アピール 桑田コーチも「練習の成果が出ている」
◇プロ野球・練習試合 DeNA6-2巨人(20日、沖縄・那覇市)
巨人はDeNAと練習試合を行い、開幕ローテーション入りを目指す4年目の右腕・直江大輔投手(21)が先発しました。
強風が吹き荒れる中での登板となりましたが、直江投手は初回・2回ともに3者凡退と、上々の立ち上がりを見せます。
3回には1アウトからこの試合初めてのヒットを浴びたものの、後続を抑え得点を与えません。直江投手は3回を投げて被安打1・奪三振3・無失点と好投し、開幕1軍へ猛アピールを見せました。
「全体的に良かった」と登板後に振り返った直江投手、さらに「今日の場合は変化球でカウントを取るということをテーマにしていたので、どの球種でも取れていたので良かった」と自身の収穫を語りました。
その直江投手の好投には、桑田真澄投手チーフコーチも「非常に(原辰徳)監督も褒めていたし、スピードもテンポも出ていて、継続してやってもらいたい。オフも一生懸命練習していたから、その成果が出ている」と、大きな期待を寄せました。
そして開幕ローテーション入りを目指す直江投手は、今後に向けて「僕より注目されている選手が多くいる中で、このように登板機会をいただいている。チャンスをしっかり自分でつかんで、結果にこだわって今後もやっていきたい」と意気込み、さらなる成長を誓いました。