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広島・佐々岡真司監督が最後のあいさつ 3年間の監督人生に幕 大瀬良らに連れられマウンドへ 思わず涙も

2022年10月2日 21:02
広島・佐々岡真司監督が最後のあいさつ 3年間の監督人生に幕 大瀬良らに連れられマウンドへ 思わず涙も
プロ野球・広島が今シーズン最終戦を終えました。セレモニーでは佐々岡真司監督(55)がファンの前で「今日でこのユニフォームを脱ぎます」と3年連続でBクラスの責任を取って、辞任することを明かしました。

佐々岡真司監督は2014年に広島で2軍投手コーチに就任。その後、19年に緒方孝市監督の元で1軍投手コーチを務め、20年から、監督としてチームを指揮することになりました。

監督として1年目のシーズンはコロナ禍でのシーズンとなり、120試合で52勝56敗12分の5位という成績でした。2年目はシーズン143試合制に戻り、63勝68敗12分と、3位の巨人に2ゲーム及ばず、4位に。そして迎えた3年目の今シーズン、開幕ダッシュに成功し、首位に躍り出ることもありましたが、6月以降に成績を落とし、5位でシーズンを終えることとなりました。

挨拶を終え、場内を一周した佐々岡監督は一度ベンチ奥に戻って行きますが、大瀬良大地投手や九里亜蓮投手、野間峻祥選手らにつれられ、マウンド上へ。このときは涙を手でぬぐうしぐさも見られました。

5位に終わったため、胴上げでの終了とはいきませんでしたが、チーム全員で記念撮影。最後は選手が列を作り、佐々岡監督に握手を求めます。

「来シーズンは、一カープファンとしてチームを応援していきます」と言葉を残した佐々岡監督。8年間、首脳陣として支えたチームに別れを告げました。

▽佐々岡真司監督のあいさつ

今年も温かいご声援本当にありがとうございました。

選手はこの1年、本当に頑張ってくれました。残念ながら私、監督の力不足で皆様のご期待に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私、佐々岡は責任を取り、今日でこのユニフォームを脱ぎます。来シーズンは、一カープファンとして皆様とともにチームを応援していきます。

この1年間のご声援、そして3年間本当にありがとうございました。
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