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【オリックスが連覇】 “先制されてもあきらめない” 最後の最後に優勝決める 中嶋監督「誇りに思います。本当に選手、おめでとう」

2022年10月2日 22:05
【オリックスが連覇】 “先制されてもあきらめない” 最後の最後に優勝決める 中嶋監督「誇りに思います。本当に選手、おめでとう」
オリックスの中嶋聡監督
プロ野球パ・リーグ オリックス5-2楽天(2日、楽天生命パーク)

0-2と追いかける5回にノーアウト満塁から、伏見寅威選手、福田周平選手の連続タイムリーで一挙3得点で逆転に成功したオリックス。山崎颯一郎投手、ワゲスパック投手がその後のリードを守り切ります。9回には伏見選手が再び、2点タイムリーでだめ押しの追加点を得ると、阿部翔太投手が9回を3者凡退に切って取り、オリックスが勝利しました。

ソフトバンクとロッテの試合がビジョンに映し出されると、見入るオリックスの選手たち。9回2アウトから、ロッテのオスナ投手が三森大貴選手をセンターフライに打ち取ると、その瞬間オリックスの優勝が決まり、オリックスのナインがマウンドに走って行きました。

5回宙を舞った中嶋聡監督は試合後の監督インタビューで「ここまで連れてきてくれたこの勝利を、本当にありがとうと言いたいです」と選手をねぎらいました。

▽試合後の中嶋聡監督のインタビュー

――5回宙に舞いましたね?

「いや、なんか本当に感無量といいますか、こんなことが起こるのかと本当に信じられない気持ちで」

――最後の最後にトップに?

「最後の試合で決まるとはもう全然思ってなかったですし、選手が、みんなが本当によく頑張ってくれて、ここまで連れてきてくれたこの勝利を、本当にありがとうと言いたいです」

――去年はファンの前で?

「いや、やっと見せられたのかなと思います」

――チームとしては勝利絶対条件。先制されたどう見ていた?

「いや、もうあきらめている選手は1人もいませんし、最後まで絶対に勝つという気持ちを持っていましたので、なんとか逆転してくれると思っていました」

――5回はつなぐ攻撃見られましたね?

「まぁ、もうOKです(笑)全然」

――各ピッチャーをどう見ていた?

「野手のみんなも分かっていると思いますけど、うちのピッチャー陣の頑張りがなかったら、ここまで来られなかったので、まだまだ先はありますけど、野手陣は頑張ってください」

――阿部翔太投手はどう見ていた?

「安心してみていました」

――ことしは離脱する選手も多かった。乗り越えた選手が目の前にいるが?

「いや、もうどこのチームも苦しい本当に1年だったと思いますし、それでもよく頑張って盛り返して、最後にここまでやれる選手たち、本当に誇りに、頑張ったと思いますし、本当に選手、おめでとう」

――リーグ連覇。CSと日本一に向けてファンに一言?

「もう1つCSがあって日本シリーズ行きたいと思います。もっと応援してください。ありがとうございました」