1月8日、サッカーJ2徳島ヴォルティスは今シーズン初練習と新加入選手による記者会見を行いました。

徳島県板野町の徳島スポーツビレッジで行われた、ヴォルティスの今シーズン初練習。

昨シーズンはJ1昇格を目指すも、プレーオフ圏内に届かず、8位でシーズンを終えました。

この日の初練習では、引き続きチームの指揮を執る増田功作監督のもと、残留組に加え、新加入選手らあわせて30人が、ランニングやパス回しなどで約2時間、みっちりと汗を流しました。

和やかな雰囲気の中にもポゼッションやミニゲームでは時に激しく体をぶつけ合いながら初日の練習に取り組みました。

（徳島ヴォルティス 増田功作監督）
「攻撃的に、アグレッシブに。相手のコートでフットボールができる時間を長くするような、フットボールをやりたいと思っています。目標となるJ1に向かって（サポーターも）一緒に歩んで、この一年走ってもらって、最後笑えればなと思います」

練習後に開かれた新加入選手らによる会見で、黒部光昭強化本部長は今季の補強ポイントについて、次のように述べました。

（徳島ヴォルティス 黒部光昭強化本部長）
「選手のレベルがとにかく高い選手を獲りたかった。全体的にレベルを上げることによって、クラブとしてはチーム全体のチーム力も上がってくる」

攻撃面では、チャンスを作り、1点でも多く得点を取るため、ブラジル人フォワード3選手を獲得しました。

韓国の大邱FCから加入したルーカス・バルセロス選手は。

（大邱FCから加入 ルーカス・バルセロス選手）
「徳島ヴォルティスはJ2にいるべきチームではないと思っていまして、J1に絶対上がることをまずは目標にしたいです。シーズンが始まり次第、活躍できるように（準備を）したいと思っています」

また、守備面では失点を減らすため、水戸ホーリーホックから山田奈央選手を獲得。

22歳の若さながら、Jリーグ通算76試合に出場している、試合経験豊富な選手です。

（水戸ホーリーホックから加入 山田奈央選手）
「自分もいち早くチームを勝たせるセンターバックになりたいと思い、徳島に加入しました。1対1の守備の対応やカバーリング、スピードを見てほしいです」

10人の選手が新加入した徳島ヴォルティス、来週にはいよいよ高知でキャンプインし、2月中旬の開幕に備えます。