大津高校サッカー部の平岡氏が指導復帰 いじめ問題で去年から自粛
熊本県立大津高校サッカー部内のいじめ問題をめぐり、指導を自粛していた平岡和徳氏が4月から復帰していたことがわかりました。
大津高校サッカー部では、おととし、当時1年生だった男子生徒が全裸で土下座をさせられ、その様子をスマートフォンで撮影されるいじめを受けました。この問題を受け、総監督だった平岡和徳氏は去年から指導を自粛していました。
学校によりますと、平岡氏は4月1日付で部員や顧問に技術的な指導を行うテクニカルアドバイザーに就任しました。大津高校は、「部内の改革が進んでいることを踏まえ、県教委と相談して総合的に判断した」と話しています。
この問題をめぐっては、県教育委員会がいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、第三者委員会が原因や経緯を調査しています。