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【楽天】岸孝之投手(39)NPB通算160勝達成!週末の日本ハム戦

2024年5月27日 18:53
【楽天】岸孝之投手(39)NPB通算160勝達成!週末の日本ハム戦

交流戦前最後のカードとなった週末の日本ハム戦。25日は、古謝樹投手(22)がプロ初登板。26日は、先発の岸孝之投手(39)が6回2失点でNPB通算160勝を達成した。

★24日(金)のゲームに敗れて迎えた25日(土)の試合。先発はドラフト1位ルーキーの古謝樹投手。これがプロ初登板となった。

その立ち上がり、先頭の水谷選手をストレートで打ち取りサードゴロ。プロ初のアウトを奪うと、3回には五十幡選手からスライダーでプロ初の三振を奪い、序盤は1人のランナーも出さない見事なピッチング。しかし4回、ノーアウト3塁1塁と始めてピンチを背負うと、3番・松本選手にセンターへのタイムリーを許し、プロ初失点。その後も1点を追加され、この回2点を失う。それでも、5回以降は気持ちを切り替え、プロ初登板は6回84球を投げ3奪三振2失点。上々のデビューとなったが打撃陣が援護できず、古謝投手のプロ初勝利は次回以降にお預けとなった。

★何とか連敗を止めて交流戦へ向かいたい26日(日)の試合。

楽天は同点で迎えた3回。ランナーを1人置き、小深田選手がライト線を破るタイムリー3ベースヒット!その後、浅村選手の犠牲フライも飛び出し、この回2点をあげて勝ち越す。

一方、投げてはNPB通算160勝まであと「1」に迫っている岸孝之投手。毎回ランナーを出す苦しいピッチングとなったが、要所で粘りを見せた。5回のピンチの場面では、対戦打率4割超えと苦手とする万波選手をストレートで打ち取りライトフライ。岸投手はその後、6回まで投げ2失点の内容で現役3位タイとなるNPB通算「160」勝目。チームも連敗を「6」で止め、いい形で交流戦へと向かう。

〈岸孝之投手〉
「勝って交流戦に入れて良かったと思います。チーム全員でこれからも勝ちを目指して頑張りますが、ファンのみなさんの力も(必要です)これからもよろしくお願いします。」

楽天は18勝26敗1引き分けの5位で交流戦へと突入。去年の交流戦は終盤まで優勝争いをしただけに、浮上のきっかけをつかみたいところだ。

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