【ベガルタ仙台】被災地訪問でチーム始動
ベガルタ仙台はきょうから新チームが始動。森山佳郎監督の下、再びJ1昇格を目指す戦いが始まる。その第1歩として、きょうは被災地を訪れ決意を新たにした。
きょう午前、岩沼市にある千年希望の丘を訪れたベガルタ。
東日本大震災の犠牲になった方々へ板橋社長、森山監督、郷家選手が花を手向け、全員で黙とう。震災翌年から毎年始動日に合わせて行っている被災地訪問。今回は11人の新加入選手も全員参加し、震災当時の映像を見たり、語り部の話に真剣に耳を傾けていた。
その中でひと際大きな思いを持っていたのが仙台市出身の新戦力、武田英寿選手。
武田選手
「(震災当時は)小学校3年生だったと思います学校で授業をしていてその時に地震が起きてすぐ机の下に隠れてその後校庭に逃げた記憶があります」「宮城県、仙台市、きょう訪れた 岩沼市の皆さんの為にも今年はいい結果をもたらしたいなと思いました」
昨シーズン、あと一歩届かなかったJ1昇格へ。指揮官も被災地を勇気づける試合を見せたいと今から気合十分だ。
森山監督
「僕らはサッカーを通して子供たちに夢をあとはおじいちゃんおばあちゃんに生きがいというか長生きしてもらえるように地域を明るく元気にする為にやれる事というのが必ずあると思うのでそういうものを今シーズンも追及していきたい」