ベガルタ仙台はいよいよ今シーズン最後の大一番。勝てば4年ぶりのJ1復帰が決まる。あす行われるJ1昇格プレーオフ決勝、岡山との試合に向けた、最終調整の様子を取材した。

森山監督

「本当に難易度の高い戦いで勝機を見出していくという所でJ1にいける力があるのかないのかを試されるゲームになるのかなと思います」

プレーオフ準決勝で長崎に4対1で快勝したベガルタ。報道陣に公開されたおとといの練習ではスタメン組はリカバリーの為グラウンドには姿を現さず、サブ組が中心となって行われた。リーグ戦の順位が考慮され6位のベガルタは次もアウェーゲーム。長距離移動を伴う過密日程で大一番に臨む。

森山監督
「(長崎に)1日かけて行って1日かけて戻ってまた岡山に1日かけていくので「頭のところと心のところでいかにいい準備していけるかどうかだと思います。」一方、プレーオフ準決勝でお隣の山形を破って決勝進出を決めた岡山。指揮をとるのは仙台でも監督を務めた木山隆之監督。ベガルタは今シーズン岡山に対し2戦2敗。2022年からの過去6試合でも勝利無しと相性の悪い相手だが、一発勝負のプレーオフでこれまでの借りを返そうと、意気込んでいる。

林選手

「(岡山に)2戦勝てなかったという事も逆に言えば振り返れるいい材料」「一発勝負なので何が起こるか分からないという所では十分に期待できるかなと思ってます」

郷家選手

「ここまできたら気持ちだと思いますし全てを出すだけだと思ってるのであとは上のステージでやりたい という気持ちがどれだけ強いかその気持ちが強い方が最後勝っていると思います」

準決勝の長崎戦では圧倒的アウェーの環境で、現地に集結した仙台サポーターが選手達の背中を押して勝利を掴みとりました。

森山監督

「2000人強のサポーターの皆さんで十分に互角以上に張り合ってくれたことも僕らにとってはとてつもなく大きかった」「(サポーターの)パワーというのが選手の爆発力を生んだと思う」

今シーズンから就任し、チームをプレーオフ決勝の舞台へと導いた森山監督。その手腕で悲願のJ1復帰をつかみ取る事はできるのか、注目！

森山監督
「選手が本当にプレーオフに向けた3週でもかなり成長を感じる事ができますし」「最後の試合ですのでとにかくすべてをこの試合にぶつけていいものがつかめればなと思います」

岡山とのJ1昇格プレーオフ決勝はアウェー・シティライトスタジアムであすの午後1時5分キックオフ！