5日から敵地でサンロッカーズ渋谷と対戦する仙台89ERS。
先月30日のホーム秋田戦では選手・ファンが1つになって連敗をストップ。
先月25日に就任したジャレティッチヘッドコーチ体制初勝利を掴み取った。

青木選手「おめでとう、ありがとうって言葉をたくさんいただいて皆さんの喜ぶ姿を見るのが一番だなと思った。一緒に戦ってくれていたんだなと感じました」

長いトンネルを抜け、チームの雰囲気は良くなっていると話す選手たち。
３日に行われたチーム練習では、マークの確認や、戦術の落とし込みなど、渋谷戦に向けておよそ2時間調整を行った。


中地区5位につける渋谷は代表経験者が多く在籍し、一筋縄ではいかない相手。
勝利を掴むために活躍が期待されるのが、仙台市出身の荒谷裕秀選手。
連敗を止めた秋田戦では、決勝点となるダブルクラッチを決めるなどここ5試合の平均得点はチーム日本人トップの13・6点。
今シーズン途中加入ながら、欠かせない存在となっている。

荒谷選手「秋田戦くらいからシュートも思い切りよく打てて自分のリズムは少しずつ掴めていると思う。そこは変わらず次の試合に向けてアグレッシブにシュートを狙っていきたい」
「ここからシーズン終盤ですけどまだまだ最後まで良くなっていければなと思います」

シーズンは残り13試合。
1つでも多くファンと勝利の喜びを分かち合うべく、まずは週末の試合で勝利を掴みにいく。

青木選手「1つになって戦い続ける姿勢をまずは皆さんにお届けしたい。その中で勝利を届けて皆さんの笑顔を見られたらいいなと思います」