【楽天】15日間の秋季キャンプ打ち上げ“パ・リーグ4位からの巻き返しへ!”若手が充実の練習
今月1日から始まった楽天秋季キャンプも15日が最終日。最後の追い込みをかけ、若手選手たちが汗を流した。
個々のレベルアップをテーマに掲げ、若手選手たちが積極的に練習に取り組んだ今年の秋季キャンプ。投手と野手で練習場所を分けるなど、今江新監督にとっても様々な取り組みを行ったキャンプとなった。
このうち、楽天モバイルパークの野手陣は少しでもレベルアップを図ろうと、選手たちが必死の練習。そんな若手たちに交じり、海外FA権行使を表明している松井裕樹投手も球場に姿を見せ、則本投手と共にキャッチボール。新たな挑戦に向け、調整を進めていた。
自信初の2桁ホームランを記録するなど、飛躍のシーズンとなった小郷裕哉選手。今回の秋季キャンプで導入されたボクシングトレーニングに臨み、必死のミット打ち。もくもくと練習をこなしながらも、気持ちはすでに来シーズンを見据えていた。
〈小郷裕哉選手〉
「今年結果が出て来年非常に大事になってくるので、今まで以上にいろんなことに挑戦して、もう一回新しい自分をファンの皆さんに見せられるように頑張りたい」
一方、2軍練習場では先発ローテの一角を務めた荘司投手に加え、勝利の方程式を担った渡辺翔太投手らが時折、笑顔を見せながら軽めの調整。チーム防御率最下位に終わった投手陣の再建へ、若手投手たちにも期待がかかる。
15日間に渡った秋季キャンプ。最後は、小深田選手が音頭を取り、選手、スタッフ全員で一本締め。無事に秋季キャンプを打ち上げた。
〈今江敏晃監督〉
「投手も野手もいい形で(練習)出来てる人は本当に出来てるので、最終的にはグラウンドの相手と戦ってるときにどうやったら結果が出せるかで判断しなきゃいけない。春のキャンプ・オープン戦、そのあたりで見極めていきたい」
これからチームは本格的なオフシーズンへ突入。自主トレ等をこなしながら、来シーズンの秋季キャンプに備える。