「勝ててほっとしています」木下鈴花選手が初優勝 女子ボクシング全日本選手権 パリオリンピック予選大会への出場権を獲得 鳥取県
鳥取県米子市出身で女子ボクシングの木下鈴花選手が11月26日、全日本選手権で優勝しました。
11月21日から東京で行われていた全日本選手権。最終日の26日、女子ボクシングの決勝が行われ、木下鈴花選手がライトフライ級に出場しました。対戦相手は、去年の大会ミニマム級で優勝した和田まどか選手です。
木下選手は第1ラウンドから左ジャブを有効に使うなどして積極的に攻めていきます。
その後も器用さとスピードを生かし優位に展開していきます。最後まで落ち着いた攻守でポイントを奪い、5対0の圧倒的な強さで勝利。見事、初優勝を果たしました。
これで木下選手はパリオリンピック予選大会への出場権を獲得し、来年2月にイタリアでの大会に日本代表として出場します。
木下選手は、日本海テレビの取材に対し「うれしいです。勝ててほっとしています。今回はプレッシャーもすごかったですがたくさんの応援が力になりました。今度こそパリ枠を獲得できるように頑張ります」と話していました。