遠野と専大北上が決勝へ 全国高校サッカー岩手県大会準決勝
全国高校サッカー選手権大会・岩手県大会の準決勝が30日行われ、遠野と専大北上が決勝に進出しました。
準決勝・第1試合は、去年の覇者で青と白のユニフォームの遠野高校と12年ぶりの全国を目指すピンクの盛岡中央が対戦。
試合が動いたのは後半3分。盛岡中央19番、2年生の片岸が先制ゴールを決めると、遠野も負けじと15分に7番小倉が同点ゴール。両チーム譲らず、試合は延長戦にもつれ込みます。
迎えた延長前半1分。遠野は6番の今淵が逆転のゴールを決めると、延長後半8分にも9番照井が前に出たゴールキーパーの隙をつき、落ち着いて追加点。結局3対1で、遠野が勝ち、2年連続で決勝にコマを進めました。
遠野高校・馬場主将
「どんなことがあっても必ず全国に行きます!」
準決勝第2試合は、去年の準優勝校・専大北上と初の決勝を狙う盛岡誠桜の一戦。
試合は序盤から専大北上が猛攻を見せます。コーナーキックのチャンスを作る
と最後は2番藤枝。専大北上が先取点を奪うと、さらに5分後には11番の小原が決
め2点目。その後も専大北上の勢いは止まらず、なんと前半だけで4点を奪いま
す。
一方の盛岡誠桜もなんとか点を取ろうとチャンスを作りますが、最後まで相手ゴールキーパー奥山の壁を破ることはできず、専大北上が決勝進出です。
専大北上 成田大悟主将
「県大会優勝は、日本一を達成する上で通り道でしかない。次の試合勝ち切って、優勝して全国に行きたい」
2年連続で同じ顔合わせとなった遠野と専大北上の決勝戦は、11月3日いわぎんスタジアムで行われます。テレビ岩手ではこの決勝戦の模様を生中継でお伝えします。