スポーツです。
バドミントンの全日本ジュニア選手権で銅メダルを獲得した聖心ウルスラ学園の女子ペア。
県勢女子初の快挙を成し遂げた2人は、さらなる飛躍をめざしています。

聖心ウルスラ学園女子バドミントン部には、選手8人が所属。
今月11日から始まる県高校新人戦の連覇をねらって練習に励んでいます。

注目は、2年生の緒方憂七選手と安藤七音選手。
2人は9月に開催された全日本ジュニアバドミントン選手権女子ダブルスで、県勢女子初の銅メダルを獲得しました。

（緒方憂七選手）
「親に（銅メダル獲得を）連絡したときにすごくよろこんでくれてやっぱりすごい事をしたんだなと実感がわいてすごくうれしかったです
（安藤七音選手）
「今までで一番楽しめた試合だったと思います」

緒方・安藤ペアは練習ペアを組んで1年、全国3位の快挙に指導する時任淳監督は・・

（時任淳監督）
「安藤選手のスピードとパワー緒方選手のテクニックこれが連係したときに全国の上位校とも互角以上に戦えると今回の大会で実感しました」

緒方選手は多彩なショットで相手のレシーブを乱しゲームをコントロールします。
安藤選手の武器は、スピードとパワーを生かした強烈なスマッシュです。

練習相手として胸を貸すのは、先輩やＯＢの男子選手です。

（安藤七音選手）
「すごくいい時には2人とも球がよく見えてレシーブもちゃんと取れるしすごくいい」

延岡市にある九州医療科学大学、アスレチックトレーニング部の学生たちもストレッチの指導や練習メニューの組み立てなどで選手たちを後押しします。

周りのサポートにも支えられ着実に力をつけてきた2人が見据えるのは・・・。

（緒方憂七選手）
「まずはナショナルチームに入って高校生最後の全国大会で優勝したいです」
（安藤七音選手）
「この2人で全国1位　ナショナルチームに入って日本人だけではない選手とも戦いたいと思います」
（時任淳監督）
「まだ宮崎県の女子のプレーヤーで全国制覇をした選手はいません。
本人たちも全国制覇を目標にしているのでそこを達成させてあげたいと思っています」

パワーとテクニックが融合した緒方・安藤ペアのさらなる飛躍に期待です。
来年春の全国高校選抜大会につながる県高校新人戦は11月11日から行なわれます。