山日YBS杯ママさんバレーボール大会は15日、山梨県甲府市・緑が丘体育館で決勝が行われ、田富北（中央市）が前回大会優勝の合同チーム、石和南・石和西（笛吹市）に2-0のストレート勝利。3年ぶり3回目の優勝を飾り、今年度の主要大会3冠を達成しました。

決勝は田富北のライトセミ三浦亜野が威力あるスパイクを放てば、石和南・石和西のレフトセミ内田美保も、キレのあるスパイクで応戦。エースでありキャプテンでもある2人の攻撃力がぶつかり合います。それでも田富北はもう1人のエース、レフト中村真奈美が要所でスパイクを決め、第1セットを先取します。

第2セットも壮絶な撃ち合いとなりますが、バックセンター佐野純子ら田富北の守備陣が粘り強いレシーブを連発。攻守に高いレベルのプレーを見せた田富北が第2セットも取りました。

田富北は、会長杯・コカ・コーラボトラーズジャパンカップ（4月）、山梨中央銀行杯（7月）に続き、今年度3つめのタイトルを獲得。来春の大会で優勝すれば、県内主要4大会を完全制覇することになります。

三浦主将は「絶対に優勝しようと思って臨んだ大会だったので優勝できてよかった。次は4冠を目指したい」と話しました。

3位は石和北（笛吹市）と山梨クラブ（山梨市）でした。