全国高校ラグビー大会山梨県予選は12日、南アルプス市の御勅使南ラグビー場で決勝が行われ、山梨学院が日川に22-12で勝ち、初の全国大会出場が決定。日川は18年連続53回目の出場を阻まれました。

山梨学院は前半5分、TB矢野悠斗（3年）が先制トライを挙げ、5-0としますが、10分に日川のゲームキャプテン・HB佐藤瑛斗（3年）がペナルティーゴール（PG）を決め、5-3とします。その後は山梨学院のFWヘンダーソン・リアム・ジョセフ（2年）がトライ。日川も再び佐藤のPGで得点を重ね、山梨学院が10-6とリードして前半を終えます。

後半4分にも日川が佐藤が3本目のPGに成功し、1点差に迫ります。その後も山梨学院が7分にFW小俣颯舞（3年）がトライを挙げますが、12分に日川・佐藤が4回目のPGに成功し、食い下がります。

しかし、20分に山梨学院の小俣が再びトライを決めると、コンバージョンゴールも決まり、10点差に突き放すと、最後まで日川にトライを許しませんでした。

山梨の高校ラグビーは日川が絶対王者として長らく君臨してきましたが、山梨学院は1月の関東高校新人大会県予選や5月の県高校総合体育大会も優勝。山梨学院が新王者として席巻する一年になりました。