ハンドボール全国3冠へ 駿台甲府メンバーが王者の貫禄 強豪との代表決定戦に勝ち国スポ出場決める 山梨県
山梨県甲府市・小瀬体育館で行われている国民スポーツ大会(国スポ)関東ブロック大会ハンドボール少年男子で、全国2冠の駿台甲府高メンバーで臨んだ山梨が24日、代表決定戦に登場。強豪・藤代紫水高のメンバーで臨んだ茨城に38-34(17-16、21-18)で勝ち、10月に佐賀県で行われる国スポ本戦への出場を決めました。
駿台甲府は3月の全国高校選抜で県勢初優勝。8月の全国高校総体(インターハイ)でも県勢男子初優勝を果たしていて、全国3つめのタイトルを目指し、国スポに挑みます。
代表決定戦はレフトバックの青砥直輝(3年)が華麗なステップからジャンプシュートを決めれば、主将の古澤宙大(3年)も鋭いカットインから得点を挙げ、1点リードで後半戦へ。
その後、一時逆転を許しますが、守護神・堀川陸(3年)がスーパーセーブを見せて流れを引き戻しました。
最後は山梨北中出身の八重樫大空(2年)の得点でタイムアップ。4点差で勝利を収めました。
チーム2位タイの8得点を挙げた古澤主将は「インターハイで優勝したが、それにおごらず一生懸命練習してさらに強いチームになって、国スポも優勝して3冠を達成したい」と話しました。