アディショナルタイムに決勝弾!次節は勝ち点で並んだ2位と直接対決 ふじざくら山梨
サッカー女子・なでしこリーグ2部のFCふじざくら山梨は2日、初めて韮崎中央公園陸上競技場(韮崎市)をホーム会場に、ヴィアティン三重レディースと対戦。2-1(0-0、2-1)で競り勝ち、2試合ぶりの勝利を挙げました。富士吉田市・富士山の銘水スタジアムを離れ、「国中地域」で開催された試合で初勝利。通算成績を8勝2分け3敗とし、勝ち点は26に。順位は3位をキープし、2位・JFAアカデミー福島と勝ち点で並びました。
スコアレスで迎えた後半19分、山梨はFW脇田紗弥を投入。すると30分、コーナーキックのチャンスを迎えると、MF中村友香のキックにFW山本菜桜美がニアで合わせてゴール正面にボールを送ると、最後は脇田が頭で押し込み、先制点を挙げました。
しかし36分、最終ラインでボールを奪われると、そのままGKとの1対1を決められ、同点に。
それでも山梨は41分にDF田中里穂を投入すると、アディショナルタイムに田中が前線のMF辻野友実子にパス。これを辻野がゴール隅に狙いすましたシュートを放ち、勝ち越し。山梨がこのまま逃げ切りに成功しました。
雨が降りしきるスタジアムには1,039人が詰め掛け、ピッチに声援を送り続けました。また、同じ山梨を拠点とするバスケットボール女子・Wリーグの山梨クィーンビーズの選手らも駆け付け、エールを交わしました。
次節は8日に行われ、アウェーで福島との、2位を懸けた直接対決を迎えます。