3人制バスケットボールの「UENOHARA SUNRISE.EXE（上野原サンライズドットエグゼ）」は25日、プロリーグ「3x3.EXE PREMIER（スリーエックススリーエグゼプレミア）」の初戦を迎えました。新規参入にして初勝利を挙げましたが、グループリーグ1勝1敗。決勝トーナメントには進めませんでした。

　「JAPAN VICTORIA CONFERENCE」第1ラウンド最終日は静岡県焼津市で行われました。盛り上がりを見せる会場には12チームが集結。3チームごとにグループに振り分けられ、決勝トーナメント進出とラウンド優勝を目指します。

　山梨からの初参戦に、本拠地・上野原市の村上信行市長をはじめ、ブースターが応援に駆け付け、初陣での勝利を後押ししました。

　上野原のデビュー戦は、兵庫県の「EPIC.EXE（エピックエグゼ）」との対決に。G畔上樹音がドライブで記念すべきチーム初得点を挙げましたが、その後はプレーに固さが見え、連続失点。13-20で黒星スタートとなりました。

　続くグループリーグ2戦目。神奈川県平塚市の「SHONAN SEASIDE.EXE（ショウナンシーサイドエグゼ）」に3点を先行されますが、畔上のドライブで反撃開始。身長201cmのCイーヴェ・ニヨキゼラもゴール下で存在感を発揮し、同点に追いつきます。

　その後はテクニカルアドバイザーも務めるF長谷川惠一が正確なショットで2ポイントを量産してリードを広げると、最後はこの日チーム最多得点の畔上が決め、21点先取で勝利を決める「ノックアウト」。21-8の大差で記念すべきチーム初勝利を飾りました。

　長谷川選手 は「勝てたというのはまずはうれしい。来週（6月1日に）ラウンド2が品川である。ぜひ一回見に来てもらえればこの熱さが伝わると思うのでこれからも応援をよろしくお願いします」と話しました。