20分以内に場所を特定…嘱託警察犬の審査会　行方不明者の捜索などで活躍

警察の要請を受けて捜索や捜査活動に協力する嘱託警察犬の審査会が、秋田市で開かれました。

審査に合格すれば、来年度1年間、地域のために活動します。

嘱託警察犬の審査会には、シェパードなどの大型犬14頭が参加しました。

「ゼッケン番号5番。犬名エレン。指導主吉田です。お願いします」

嘱託警察犬の任期は1年で、過去に務めた経験のある犬も毎年審査を受けなければなりません。

審査では、20分以内に犯人役の足取りを追跡しながら遺留品を見つけ、犯人が隠れている場所を特定します。

昨年度、県内では40件の出動があり、そのほとんどが行方不明者の捜索でした。

仙北市から
「きょうみたいに天気良い日は非常に難しいですね。できればちょっとシトッと雨上がりとかね、そういう時とか、においが残っていますので、こういう風に天気良いとにおいがすぐ蒸発するっていう、そこらへんが難しいというふうに思いました」

由利本荘市から
「地元に嘱託犬が1頭もいないっていうことで打診されまして、自分も前から興味があったので、今回出場させていただいたっていう感じですね。ほかの犬のにおいとかにも若干反応しちゃっていたので、実際もし警察犬に受かったら、集中力を最後まで保ちながらいければなと思います」

審査に合格すれば、来年度1年間、地域のために活動します。