秋田県内 新型コロナの感染者増加傾向続く お盆期間は特に注意を 「手足口病」にも要警戒
県内で今月4日までの1週間に確認された新型コロナウイルスの感染者は421人で、6週連続で前の週を上回りました。
これからお盆を迎え、人の移動が多くなることから、一層の感染対策が必要です。
乳幼児がかかることが多い「手足口病」の感染者も増加しています。
今月4日までの1週間に、県が定点とする52の医療機関で確認された新型コロナの感染者は、前の週から71人増え、421人でした。
1医療機関あたりでは、8.1人となっています。
県内に9つある保健所のうち、6つの保健所管内で感染者が増えています。
去年は、8月下旬から9月中旬にかけて新型コロナの感染者が急増しました。
県は、「お盆で人の移動が多くなり、大人数で集まる機会も増えることから、一層の感染対策を心がけて欲しい」と呼びかけています。
また、乳幼児がかかることが多い、口や手足に水ぶくれができる「手足口病」の感染者も増加していて、県全体で220人にのぼっています。
秋田市と大館の2つの保健所管内に新たに警報が出され、北秋田、能代、由利本荘、大仙と合わせて6つの保健所管内で警戒が呼びかけられています。