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"まちの発酵"促す麹室のような場所に…古民家を改装した宿泊施設がオープン 五城目町

2024年6月20日 18:39
"まちの発酵"促す麹室のような場所に…古民家を改装した宿泊施設がオープン 五城目町

五城目町に、古民家を改装した新たな宿泊施設が誕生し、報道機関に公開されました。

様々な人が集って“まちの発酵”を促す麹室のような場所にしたいという思いが込められたこの宿泊施設は、22日にオープンします。

新たな宿泊施設は、五城目朝市通りのすぐ近くに出来ました。

“まちの発酵”をテーマに、地域の活性化を目指す酒蔵や、交通、建設、林業の会社、それに教育、アートを手がける会社の合わせて6社の企業グループが運営します。

古民家を改装したこの施設、名前は「市とコージ」です。

宿泊客が共用で使うラウンジの机やいすは、古民家に元々あったものを地元の家具の工房がリメイクしました。

宿泊施設には、客室が2部屋あって、いずれもふすまや畳など古民家の造りを生かした和室です。

「エンガワ」という客室には、4人が泊まることができます。

6人が泊まることができる客室、「フキヌケ」は、元々あった2階部分を無くし、太陽の光がよく差し込むよう設計されました。

目指したのは、開放感があって居心地がいい空間です。

共用で使うキッチンと作業スペースもあります。

仕事や勉強をしたり、イベントを開いたりすることができて、宿泊客以外にも貸し出されます。

五城目町に縁があるアーティストの作品も飾り、新たな挑戦を後押しする場にもしていきたいという宿泊施設。

発酵パーク 小熊隆博さん
「町の中でいま生まれているようなチャレンジというのを、町の中を発酵させているという風に読みかえていて、発酵をより促していく麹のような宿というところで、市とコージという名前の宿泊施設を立ち上げました。宿泊、素泊まりでスタートするんですけど、ゆくゆくは町の体験をより楽しめるようなプランを開発していきたいと思っております」

様々な人が集って“まちの発酵”を促す麹室のような場所にしたいという思いが込められた宿泊施設、「市とコージ」は、22日土曜日にオープンします。

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