クマ対策にも期待 「鳥獣捕獲等事業者」認定の警備会社と秋田県が包括連携協定
県は「鳥獣捕獲等事業者」に認定されている警備会社と包括連携協定を締結しました。
佐竹知事は、市街地での出没が相次ぐクマ対策にも期待したいと述べています。
県と包括連携協定を締結したのは、秋田市に本社を置くアルソック秋田です。
具体的な取り組みの内容は、今後両者で協議されますが、暮らしの安全・安心につながることや、環境との共生に関することなど5つの柱が盛り込まれています。
このうち、環境との共生について、県は、クマへの対策を取り入れたい考えです。
アルソック秋田は、鳥獣の捕獲に必要な技能や知識を有する法人「鳥獣捕獲等事業者」に認定されていて、これまでも県の委託業務として、豚熱の経口ワクチンの散布を行っています。
佐竹知事は、こうした経緯を踏まえて、市街地での出没が相次ぐクマ対策にも期待したいと述べました。
県が企業・団体と包括連携協定を締結するのは、2009年以降、これで25件目で、今年度はアルソック秋田が初めてです。