秋田新幹線 午前10時半すぎ運転再開
停電の影響で昨夜から運転がストップしていた、秋田新幹線が午前10時半すぎ、運転を再開しました。
JR秋田支社によりますと29日午後10時半ごろJR田沢湖線で停電が発生し秋田に向かう下りの秋田新幹線2本が走行中に停車しました。
大仙市の鶯野駅近くで停車した秋田新幹線には約260人が乗っていて午前2時40分ごろタクシーなどで大曲駅まで移動しました。
一方、仙北市の田沢湖駅近くで停車した秋田新幹線については移動手段の手配がつかず乗客約230人が車内で一夜を過ごしました。そして午前8時すぎにバスで秋田駅などへ移動しました。これまでに体調不良を訴えている人はいないということです。
東京からの帰省客は「大変でしたね。だいぶ(予定が)ずれました。」「明るかったのであまり眠れなくて、座りっぱなしだったのもあって辛かったです」
仙台からの帰省客は「ネコ2匹連れてきました。トイレを1回もしていなく早く家に帰らないと」と話していました。
停電の原因についてJR秋田支社は回送列車のパンタグラフが何かにぶつかり、破損したためと説明しています。
秋田新幹線は午前10時半ごろから運転を再開しましたが、30日も上りと下り合わせて4本が運休し、10本が区間運休しています。