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もし大雪の中で地震が発生したら・・・ 湯沢市が図上訓練で対応確認

2024年2月2日 18:55
もし大雪の中で地震が発生したら・・・ 湯沢市が図上訓練で対応確認

能登半島地震では寒さ対策など冬場ならではの災害対策の課題も浮き彫りになっています。湯沢市は2日、大雪の中での地震の発生を想定した図上訓練を行い、被害の防止や軽減に向けた対応を確認しました。

訓練は121センチの積雪がある朝に内陸南部を震源とする最大震度6強の地震が発生したという想定で行われました。例年は県内でも比較的雪が多い湯沢市ですが、冬の地震を想定した訓練はこれが初めてです。警察や消防、自衛隊など関係機関含めおよそ120人が参加して情報の収集や共有の仕方などを確認しました。

冬場ならではの2次災害も想定しました。雪崩もその一つです。雪崩で孤立する集落への対応も今後の検討課題で、2日は寄せられた情報をすぐに関係機関と共有して対応に当たっていました。

能登半島地震では、低体温症など冷え込みが原因で亡くなった人が30人余りいました。いま備蓄している毛布や暖房器具で、避難した人たちの寒さ対策は十分なのか、湯沢市は危機感を強くしています。

湯沢市は今回の訓練で洗い出した課題を今後の防災計画に反映させていくことにしています。

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