能登半島地震から1か月 石川県に備蓄品を発送
能登半島地震から1か月となりました。避難生活を続けている人が1万4000人以上います。長引く避難生活。県は石川県からの要請を受け、備蓄している食料を発送しました。
1日、秋田市と横手市にある県の備蓄倉庫から運び出されたのは水やお湯を入れるだけで食べられるアルファ化米です。白いごはんだけでなく五目ご飯とドライカレー、おかゆ、合わせて1万食が石川県に提供されます。
県は市町村と共同で水やパンといった食料のほか毛布やタオルなど19品目を県内9か所に分散して備蓄しています。去年の大雨災害では毛布が提供されました。広範囲の災害では不足する懸念があり、県は家庭での備蓄も呼び掛けています。
県による石川県への物資の提供は今回はこれが初めてで、2日午前中に金沢市に到着します。県は今後もすぐに対応したいと次の要請にも備えています。