五穀豊穣などを祈願 4年ぶりに新山神社裸まいり
由利本荘市で「新山神社裸まいり」が4年ぶりに行われ、男衆が家内安全や五穀豊穣を祈願しました。
由利本荘市の小正月行事「新山神社裸まいり」は、修験者の荒行が形を変えながらいまに受け継がれてきたといわれています。新型コロナの影響で4年ぶりに行われました。
冷たい水で身を清めたあと下帯姿となった男衆は威勢の良いかけ声とともに餅やタラなどの供え物を担いで町内を練り歩きます。町内会など、7つの団体から約150人が参加した今年の裸まいり。地区の住民にとっても待ち望んだ伝統行事の再開です。
時おり雨と風が強まるなか急こう配の石段の上にある新山神社を目指します。
およそ1時間かけて社殿に到着した後、供え物を奉納して1年の家内安全や五穀豊穣を祈願しました。
4年ぶりの開催に境内は多くの見物客であふれ熱気に包まれていました。