3月、巣立ちの季節を迎えました。1日、県内では36の高校で卒業式が行われました。かけがえのない時間をともに過ごした仲間たち。卒業生は学び舎に別れを告げ次のステージへと一歩を踏み出しました。
秋田市仁井田にある秋田南高校では、併設する中等部と合同で卒業式が行われました。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが去年5月に変わり卒業式もここ数年の様々な制約がなくなりました。ようやく以前の形に戻った卒業式。
今年度、秋田南高校は232人が卒業します。新型コロナの影響が続く中で始まった高校生活。この1年は様々なことが再開され活動の幅が広がる中その喜びをかみしめながら過ごしました。佐藤進校長は「新たな環境でも学校生活で得た経験と、思いやりの心を大事に堂々と歩んでいって欲しい」と卒業生を激励しました。
卒業式の後のクラスごとのホームルーム。各教室に家族が入るのは5年ぶりです。ともに学び、支え合い、かけがえのない時間を過ごした3年間。育んできた絆の深さを卒業の日にそれぞれが実感しました。学び舎を巣立ちそれぞれの道へ。家族や恩師、そして仲間への感謝を胸に、次のステージへと一歩を踏み出しました。
