東日本大震災から13年 避難後に県内で生活続ける人は361人
東日本大震災から11日で13年となります。被災して避難し、県内で生活を続けている人は今月1日時点で361人となっています。
県によりますと東日本大震災があった2011年には12月時点で1500人を超える人が県内に避難していました。避難したあと、県内で生活を続けている人は今月1日時点で143世帯361人となり、この1年で7世帯21人少なくなりました。361人の内訳は福島からが111世帯301人、宮城からが29世帯56人、岩手からが3世帯4人です。
県が去年行ったアンケートによりますと回答した73世帯のうち7割近くが家族全員の住民票を県内に移しています。また6割近くが「秋田に定住している」または「定住したい」と答えています。一方で2割の世帯が「もとの県に帰る」または「帰りたい」と答えています。県は相談員の訪問や情報紙の発行などを続け今後も支援していくことにしています。