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県内雨のピークは10日夜から11日未明の見込み 最新の気象情報やハザードマップ・避難経路の事前確認など災害へ備えを

2024年7月10日 18:29
県内雨のピークは10日夜から11日未明の見込み 最新の気象情報やハザードマップ・避難経路の事前確認など災害へ備えを

県内では10日も各地で雨脚が強まりました。雨のピークは夜から11日未明にかけてとなる見込みです。気象台は、避難先や避難経路を事前に確認しておくなど早めに対策をして大雨に厳重に警戒するよう呼びかけています。

秋田地方気象台 石井浩治 観測予報管理官
「最新の防災気象情報に留意していただくなど災害への心構えを一段高めていただきたいと考えております。」

秋田地方気象台は10日午後、大雨に関する記者会見を開きました。

雨のピークはこのあと午後9時ごろから11日午前3時ごろになるという見通しを示しています。最新の気象情報のほか、ハザードマップなどで災害が想定される区域や避難先、避難経路を事前に確認するよう呼びかけました。

9日は各地で道路の冠水が相次いだほか、住宅への浸水被害も出た県内。県の南部を中心に10日も雨脚が強まりました。

県南支局 髙橋勤記者
「午後4時の横手市です。地面をたたきつけるような激しい雨が降っています。」

6日夕方の降り始めから10日午後5時までに降った雨の量は、仙北市の田沢湖高原で286ミリ、大仙市大曲で220ミリ、秋田市で123ミリなどとなっています。

梅雨前線や低気圧の影響で県内は11日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。

予想される1時間降水量は多いところで40ミリで、局地的に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る可能性もあります。

11日夕方までに予想される24時間降水量は多い所で150ミリです。

県内ではこれまでに降った雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川があります。

11日昼前まで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重に警戒してください。

なお、JR羽越線は11日の始発から昼ごろまで列車の本数を減らしたり区間運休したりすることを決めています。奥羽線と北上線も遅れや運休が出る可能性があります。最新の情報をご確認ください。

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