年明け最初のホームゲームで連勝 ハピネッツ勝率を5割に戻すも課題残す
バスケットボールりそなグループB1・秋田ノーザンハピネッツです。25日26日は、ホームで茨城ロボッツとの2連戦でした。年明け初の連勝で、勝率を5割に戻しました。
2025年最初のホームゲームとなった25日。
前半、ハピネッツを引っ張ったのは秋田一筋9シーズン目、中山でした。
3ポイントに。
実況「裏へのパスは中山スティールです」
相手の隙を逃さず、スティール!!
さらに、
実況「ライスナーのシュー、オフェンスリバウンド中山~~~」
解説「中山選手こういったところが素晴らしいですね~」
実況「中山打っていく3ポイント」
得点、守備、そしてリバウンドと中山の多彩な活躍が光りました。
しかし、ハピネッツは徐々にミスが重なり第2・3Qの得点がそれぞれ13点、10点と苦しみました。
それでも最終 第4Q。
実況「メコウル自分で打っていきました、ディープスリ~」「メコウル広げて中山3ポイント。きょう3本目の成功」「モランのスクリーンを使って熊谷が3ポイント、ここで来た~」
勝負どころで3ポイントシュートを決めきったハピネッツ。今年最初のホームゲームを白星で飾りました。
連勝がかかる、26日。
会場に出没したのは…オオカミ!
オオカミバンドとして知られるマンウィズアミッションの代表曲の一つ「フライアゲイン」で
ホーム会場を盛り上げているハピネッツ。
きのうは”ご本人登場”DJの生プレイで会場が一つになりました。
「生スクラッチ キュキュッ」
アゲアゲ、ノリノリで始まったきのう、ハピネッツもノッテました。
持ち味の激しい守備でスティール。ガディアガはブロックから、最後は3ポイント。
チームで守って速攻から田口。今シーズン最大の29点差をつけて快勝。年明け最初の連勝となりました。
さて、今回は東地区下位の茨城に連勝しましたが、シーズン後半に向けてハピネッツはなかなか解消されない課題もありました。ミスなどでボールを失い、攻撃権が変わるターンオーバーが25日は17回、26日も14回でした。
さらに、前田ヘッドコーチは25日の試合後「ターンオーバーの質も悪い」と厳しく評価しました。
この2日間、パスの出し手と受け手のイメージがずれて呼吸が合わず、簡単にボールを失うシーンが何度も見られました。上位チームのターンオーバーは1試合あたり10回ほどに対してハピネッツの25日の17回、26日の14回。こういった細かいミスを減らしていくことが上位チームとの対戦でも大事になってきます。
連勝で勝率を5割に戻したハピネッツは次もホームでの試合です。29日東地区6位のレバンガ北海道と対戦します。