高校野球 横手清陵のエースが投打で活躍しベスト8入り
高校野球・春の県大会は、20日、3回戦の残り2試合が秋田市で行われ、ベスト8が出そろいました。
第1試合は、エースが投打で活躍した横手清陵が、シード校を破ってベスト8入りを決めています。
横手清陵と、去年秋の県大会ベスト8で第6シードの大館桂桜の3回戦は、弱い雨が降る中、行われました。
先制は、横手清陵でした。
4番石橋の一打が、レフトオーバーのタイムリーツーベースヒットになり、効率よく先制点を奪います。
対する横手清陵は、140キロ台後半のストレートを投げる本格派、3年エース藤井慧澄が登板。
コンスタントに三振を奪い主導権を握ります。
3回にも1点を加えた横手清陵。
エースの藤井は、バッティングでもチームを盛り立てました。
エラーなどで2塁に進んだランナーを、藤井が還して追加点。
しかし、終盤藤井の甘くなった変化球を大館桂桜が捉えます。
3連打などで1点差に詰め寄りました。
それでも横手清陵は慌てず、最終回にも山影のタイムリーで1点を追加。
そして、藤井がこの試合11個目の奪三振で締めくくり完投勝利。
横手清陵、春の県大会で初のベスト8入りを決めました。
続く第2試合は、本荘が終盤に畳みかけて13安打で快勝。
2年ぶりの春の県大会ベスト8入りを果たしました。
21日、22日は秋田市で準々決勝が行われます。