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“国内初”AIと画像処理技術活用自動確認システム 列車の運転手に“異常”知らせる特殊信号発光機の見通しが草木などで悪くなっていないかを調べる JR東海

2025年3月5日 19:24
“国内初”AIと画像処理技術活用自動確認システム 列車の運転手に“異常”知らせる特殊信号発光機の見通しが草木などで悪くなっていないかを調べる JR東海
JR東海は、在来線で列車の運転士が、踏切の異常を手前で覚知する信号について草木などで見られない状態になっていないかをAIで調べる“国内初”というシステムを開発しました。

JR東海が開発したのは、踏切での車の立往生や線路への落石などの異常を列車の運転士に知らせる特殊信号発光機の見通しが草木や新築住宅などで悪くなっていないかを調べるAIと画像処理技術を活用した自動確認システムです。

この開発は、国内の鉄道会社では初めてだということです。

特殊信号発光機は、在来線の沿線で8000基ほど設置されています。見通しの調査は、深夜に作業員が徒歩で巡回するなど多大な労力が課題となっています。

一方、営業運転の列車に取り付ける新たなシステムでは、走行中に特殊信号発光機を検知して見通しが確保されているかを自動で判定するため、労力を大幅に減らすことができるということです。

来年度(2025年度)から在来線の営業列車で試験を積み重ね精度を高めて2026年度以降の導入を目指すとしています。
最終更新日:2025年3月5日 19:24
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