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岐阜県 約2年ぶり「ノロウイルス食中毒警報」発令 保健所による仕出し業者の営業禁止処分も

2025年3月6日 12:32
岐阜県 約2年ぶり「ノロウイルス食中毒警報」発令 保健所による仕出し業者の営業禁止処分も

岐阜県内で立て続けにノロウイルスによる食中毒が発生したことなどから、6日、県が約2年ぶりに「ノロウイルス食中毒警報」発令を発表しました。

県は2024年11月から「ノロウイルス食中毒注意報」を出していましたが、2月末から県内で食中毒が立て続けに発生し、患者数も多いことから「注意報」から「警報」に引き上げました。

警報が出されるのは約2年ぶりで、2025年になってから報告されている県内のノロウイルスの患者は396人に上っています。

このうちの多くは岐南町の仕出し業者「バイパス給食センター」が提供した弁当によるもので、5日午後3時までに食中毒の症状を訴えた319人からノロウイルスが検出されています。

7人が一時入院しましたが、現在は退院しているということです。

「バイパス給食センター」は2日、保健所から営業禁止処分を受けています。

ノロウイルスは人の手や排泄物などを介して感染するため、県は、食事の前やトイレ後の手洗いを徹底するよう呼び掛けています。

最終更新日:2025年3月6日 12:32
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