明日の天気は“小さな気象予報士”におまかせ!カエルとイモリの天気予報が今年も開始
カエルやイモリは“湿度”を読むスペシャリスト。湿度で天気を見極め、行動する習性があるそう。「カエルとイモリの天気予報水槽」では、ニホンアマガエルとアカハライモリをそれぞれ10匹ずつ水槽に分けて展示。
飼育係が1日2回行動を観察し、カエルの場合は、目を開けていたり、木に登るなど活発に動いていれば雨、じっとしていれば晴れ、それらの割合によって“晴れ・曇り・雨”を判断。イモリの場合は、水中にいれば晴れ、上陸していれば雨、カエルと同様にそれらの割合が天気の判断基準となるそう。
2006年にスタートした「カエルとイモリの天気予報水槽」。“小さな気象予報士”による天気予報は、「生きものたちの天気予報が面白い!」「自由研究にぴったり!」など好評を集め、今年で13回目の開催になるのだそう。
水槽の横の掲示板には、小さな気象予報士による天気予報と実際の天気を記録。1週間ごとに当たった確率を割り出していきます。
「身近な生きものを観察するおもしろさや楽しさをお伝えすることができれば」という思いで水槽を設置している『鳥羽水族館』。天気予報は外れることも多々あるそうですが、やはり的中率も気になるところ。
『鳥羽水族館』広報担当者によると、天気予報の的中率は毎年30~40%だったそうですが、昨年の的中率は50%以上。今年の“小さな気象予報士”たちによる記録更新にも注目です。