高山祭を彩る 祭り衣装の「寒ざらし」作業 冷え込みが厳しいほど顔料の光沢が出て鮮やかさが増す 岐阜・高山市
岐阜県高山市の飛騨染め工房で、高山祭を彩る祭り衣装の寒ざらし作業が行なわれています。
高山の冬の風物詩、「寒ざらし」は、雪が多く、冷え込みが厳しいほど顔料の光沢が出て鮮やかさが増すため、1年で最も寒さが厳しいこの時期に毎年行なわれています。
高山の冬の風物詩、「寒ざらし」は、雪が多く、冷え込みが厳しいほど顔料の光沢が出て鮮やかさが増すため、1年で最も寒さが厳しいこの時期に毎年行なわれています。
描かれている龍と鳳凰は「水」と「太陽」をモチーフに「五穀豊穣」を願ったものです。
7色の顔料で染め抜かれた反物は長さが12メートル、幅が36センチで、しわができないよう竹ひごを使って伸ばしていきます。
今年は暖冬の影響でなかなか雪が積もらず、集めるのに大変苦労したということです。
150年以上前から続く飛騨染めは祭り衣装などに使われ、高山祭や各神社の祭りを彩ります。