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働き世代に野菜をもっと手軽に!豊橋市の企業が“食の福利厚生”で実証実験を実施

2024年3月29日 18:18
働き世代に野菜をもっと手軽に!豊橋市の企業が“食の福利厚生”で実証実験を実施

愛知県豊橋市の企業と“置き型健康社食”サービスを展開する株式会社KOMPEITOが、健康経営の促進のため、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を2024年2月〜3月末の2ヶ月間、豊鉄バス株式会社など豊橋市内の3企業へ設置し、実証実験を実施中。

「OFFICE DE YASAI」とは、オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置することで、健康とおいしさにこだわったサラダやフルーツ、お惣菜などを定期的に届ける食の福利厚生サービス。手軽に健康的な食事ができるため、健康経営の一環として導入する企業が増えているそう。

KOMPEITOによると、愛知県豊橋市では健康課題の一つに糖尿病が挙げられており、豊橋市保健所は市民の「食・栄養の改善」に注目。野菜の一大産地でありながら、市民の野菜摂取量が不足していることを受けて、健康経営を促進する取り組みとして、「OFFICE DE YASAI」との連携を実施したそう。

豊橋市内のモニター企業3社では、豊橋産の野菜を使用したオリジナル商品「やさいDELI」を展開。「長芋と白菜の酢の物」と「2色キャベツの和風コールスロー」を楽しむことができます。

本取り組みについて、「豊橋市保健所」の健康政策課担当者は、「「OFFICE DE YASAI」は、ビジネスパーソンにとって野菜摂取を手軽なものにする食の環境づくりです。「あとで野菜を食べよう」は、「いつか野菜を食べよう」になってしまうので、「いま野菜を食べよう」に導けることがポイントだと捉えています」とコメント。
また、「今回の実証実験では、この環境づくりがビジネスパーソンの健康づくりに有用であるかを確認します。途中経過ではありますが、モニター企業では、いつものお弁当に野菜メニューを一品足したり、小腹が空いたときにスムージーやフルーツを楽しんだりしているようです。今から、どんな結果になるか楽しみです!」と、実証実験の結果に期待を寄せました。

  • 中京テレビNEWS NNN
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