【名駅で11種食べ比べ】名古屋に中津川の“栗きんとん”が大集合！　食べ比べを楽しみたいけど…猛暑で栗の収穫量に異変！？

中津川観光協会 見城英雄さん：
「中津川はかなり広いので、全部回ると半日以上はかかる。ぜひ食べ比べていただくと面白いかな」

11種類の栗きんとんを比べてみると、粒の大きさもいろいろ。お店によってそれぞれ特徴があるのがわかります。

開店30分前から並んでいるという行列の先頭にいた男性は、11社の栗きんとんを各2個ずつ、全部で22個購入していました。「去年は午後に来たら買えなかったので、今年は全部買おうと。（全種類買えて）とてもうれしいです。机に並べてどれにしようか悩みながら食べようと思います」と話していました。

長～いレシートを手にした女性は、3年前に11種類を食べ比べて以降、毎年お気に入りの栗きんとんを買っているといいます。この日のお買い上げ金額は、なんと8410円！　そんな栗きんとんマニアが選ぶのは『七福』と『しん』の栗きんとん。「あまり甘くなくて、粒が好き」だということです。

どれも1個290円で販売していて、初日は約5000個が午後5時前には完売。大人気の栗きんとんですが、今年は栗の出来に異変があるようなのです。

中津川観光協会 見城英雄さん：
「暑い夏が続いたということで、（栗の）数が少ないと言われていました。栗の材料がなければ作れないものですから、ここへきて少し挽回してきてはいますが、最初はみなさん苦労されていました」

9月中旬時点での収穫量が例年の7割程度という農園もあり、中津川以外の地域から栗を仕入れて製造しているということです。