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東海3県の信用金庫 約7万7000人分の個人情報流出 印刷業務を委託された会社のサーバーがランサムウエアに感染で 

2024年7月10日 15:16

愛知県豊田市から印刷業務を委託された会社のサーバーがランサムウエアに感染し、個人情報が流出した問題で、この会社に委託した東海3県の信用金庫の顧客など延べ約7万7000人分の氏名も流出していたことがわかりました。

流出が確認されたのは、東海3県と静岡県にある計26の信用金庫の顧客氏名、延べ約7万7000人分です。

信用金庫の業務の一部を担う「東海信金ビジネス」によりますと、「東海信金ビジネス」がダイレクトメールの印刷・発送を委託した京都市の「イセトー」のサーバーが今年5月、ランサムウエアに感染したことで流出したということです。

現時点で、個人情報が不正に利用された報告はないということですが、東海信金ビジネスは不審な連絡などがあった場合は、取引先の信用金庫か最寄りの警察に相談するよう呼びかけています。

「イセトー」をめぐっては、印刷業務を委託していた豊田市でも延べ約42万人分の住所や氏名などの個人情報の流出が確認されています。