“縁側”のようなくつろぎ空間が道路に出現 「金華橋ストリートパークライン」今年も実施 道路空間を利活用する社会実験 今年は“日常のあり方”にフォーカス
「金華橋ストリートパークライン」は、市街地全体の魅力向上のため、中心地の道路を活用して「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを目指す社会実験で、活用方法や整備による影響が検証されます。2019年に開始し、今年で4回目を迎えました。
去年は休日中心に3日間の実施でしたが、今年は平日も含めた約1か月という長期間にわたり実施し、日常のあり方について検証が行われます。
沿道の施設や民間企業など約40団体と連携し、日常の利活用として、木のおもちゃやビーズソファなどを常設。非日常の利活用としては、11月2日・3日に開催される「ぎふ信長まつり」と同時に「鮎まつり」を開催するなど、週末に周辺のイベントとコラボした催し物が行われる予定です。
金華橋通りは片側4車線の道路ですが、実施期間中は柳ケ瀬エリアの南進約130m区間にわたって、車道2車線と歩道を一体化。人工芝や木製バレットを組み合わせた“縁側”のような居心地の良い空間がつくられています。
市の担当者は「今回の社会実験は、約1か月間といった長期間実施し、より日常にフォーカスした居場所づくりを意識して、縁側のようなくつろげる空間をつくっています。ぜひ、多くの皆様に来ていただいて、いつもと違う将来の道路空間を体験していただきたい」と参加を呼びかけています。