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温暖化対策の新たな選択肢「ブルーカーボン」 名古屋港水族館でシンポジウムとサイドイベントを来年2月に開催

2023年12月26日 18:03
温暖化対策の新たな選択肢「ブルーカーボン」 名古屋港水族館でシンポジウムとサイドイベントを来年2月に開催
提供:国土交通省中部地方整備局

中部地方整備局と愛知県は「ブルーカーボン」に着目したシンポジウムとサイドイベントを、来年2月に、名古屋港水族館で開催すると発表しました。

愛知県のホームページのよりますと、「ブルーカーボン」とは海藻などの海洋生態系に吸収される炭素のことで、地球温暖化の原因とされるCO2の新たな吸収源として注目が集まっているということです。

シンポジウムではNPO法人「海辺つくり研究会」の理事・木村尚さんが基調講演するほか、熊野灘・伊勢湾・三河湾の藻場に関する取り組みや、佐久島しおさい学校による藻場の再生活動など、この地方の「ブルーカーボン」に関する事例も発表される予定です。

同日に開催されるサイドイベントでは、三河湾の生きものに触れ合えるタッチプールや愛知県産海苔の等級当てクイズ、海にちなんだ工作体験など、子どもが楽しめる催し物を実施。

シンポジウムは事前の申し込みが必要ですが、サイドイベントは予約不要で自由に参加が可能。どちらも参加費は無料ですが、サイドイベントのみの参加は名古屋港水族館の入館料が必要だということです。

開催日は2024年2月18日が予定されています。

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