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【身につけたモノが完売する“佳子さま効果”も…】佳子さま岐阜を初訪問 園児の出迎えに笑顔 「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」に名誉総裁として出席

2024年10月21日 11:47
【身につけたモノが完売する“佳子さま効果”も…】佳子さま岐阜を初訪問 園児の出迎えに笑顔 「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」に名誉総裁として出席
岐阜を初訪問された佳子さま
秋篠宮家の佳子さまが初めて岐阜県を訪問され、多くの市民が出迎えました。各地を公務で訪れる佳子さま。その先々で身につけたモノが完売する“佳子さま効果”も起きているようです。

生産量日本一を誇る多治見のタイルや陶磁器を見学

多くの市民や地元の子どもたちに迎えられ、岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムに到着されたのは、秋篠宮家の二女・佳子さまです。

「何歳ですか?」という佳子さまの質問に、「5さい!」「6さい!」と答える子どもたち。1人1人と目線を合わせ、笑顔でお話をされました。

今回の佳子さまの訪問は、3年に一度岐阜県で開催される「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」に名誉総裁として出席されるため。前回までは、姉の小室眞子さんが名誉総裁を務めていましたが、今回、佳子さまが引き継ぐ形で就任されました。

ミュージアム内では、多治見市笠原町が生産量日本一を誇るタイルの歴史や製造工程を見学されました。

虎澤範宜代表理事:
「『タイルってこんなにすてきなんですね』と、感想として言っていただけたのが本当にうれしかった。『もうしばらくここにいたいですね』とおっしゃっていたのでうれしかった」

次の訪問先、セラミックパークMINOでは、「国際陶磁器展美濃」の受賞作品や、障害のある人の作品展などを見学されました。

“ベロベロ怪獣”という作品を鑑賞された佳子さまは、「ベロベロ怪獣の舌の感じがすごく良いですね」と感想を述べられました。案内した永田空良さんは「しゃがんで一緒に見てくれたり、じっと見てくれて、うれしい気持ちになりました」と話します。

「国際陶磁器展美濃」でグランプリを受賞した作品を、ウクライナ出身の作者とともに鑑賞中、「また素敵な作品を作られるのを楽しみにしています」と言葉をかけられると、作家が涙を流し、佳子さまがとっさにご自分の“K”と刺繍された真っ白なハンカチを渡される場面もありました。

佳子さまの訪問に、地元の期待も膨らみます。

1929年創業の和菓子店「陶勝軒」では、観光客のお土産にと、モザイクタイルを模したお菓子を販売しています。

陶勝軒 小栗幾美さん:
「作るのに手間がかかるので、ほどほどに(売れてほしい)。佳子さまが来ていただくことで、この街で作られているタイルが、たくさんの人の目に留まってほしい」

突然、注文が殺到…! 各地で起こる“佳子さま効果”

実は今、“佳子さま効果”といえる現象が各地で起きています。

佐賀県で有田焼の商品を手がける工房「器とデザイン」の宮﨑雄太さんは、10月14日、工房のオンラインショップで、ある異変が起きたといいます。

いつもは月に数個売れる“赤いバラが描かれた有田焼のイヤリング”が、なぜかその日は全国から注文が殺到。不思議に思った宮﨑さんがネットで調べたところ、そのイヤリングを佳子さまが着けられている画像を見つけました。「国民スポーツ大会」の閉会式に出席されるために佐賀県を訪問された佳子さまが着けられていたのです。

それからというものの、あっという間に完売となり、今は予約販売で約5か月待ちになっています。宮﨑さんはイヤリングがどのような経緯で佳子さまの手元に届いたかわからないそうで「皇族の方はとても高価なものを身に着けられているイメージ。こんな5000円台のリーズナブルな商品を購入したことにびっくりした」と話しています。

“佳子さま効果”はこれだけではないようです。

今年9月に鳥取県を訪問された時に着けられていたイヤリングとバレッタも、県内の工房で作られた寄木細工の商品。これも、佳子さまが着けたことがわかると完売に!

こうした各地の工芸品を佳子さまが身に着けられていることについて、有田焼のイヤリングを販売する宮﨑さんは「日本工芸会の総裁を務められている佳子さまが、訪問地のモノを使ってくださっていることは、作り手としてとてもありがたい」と話しています。

最終更新日:2024年10月21日 11:47
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