新幹線のチケットを不正に発券か 中国国籍の男2人逮捕 他人名義のアカウント情報で
不正に入手した、他人名義のアカウント情報などを使い、新幹線のチケットを発券し、盗んだとして、中国籍の男2人が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍で、大阪市に住む、会社役員の徐長浩容疑者(29)と、専門学校生の潘永鑫容疑者(29)の2人です。
警察によりますと、2人は、他の仲間と共謀し、去年7月、大阪府のJRの駅で、徐容疑者は、新幹線のチケット19枚、販売価格25万6470円分を、潘容疑者は、新幹線のチケット5枚、販売価格6万2590円分を、それぞれ盗んだ疑いがもたれています。
2人は、不正に入手した、新幹線予約サイトの他人名義のアカウント情報などを使って予約し、発券したとみられています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
発券された一部のチケットは、中国人旅行者に譲渡されていたということで、警察は、2人が、中国人旅行者への販売目的で、同様の犯行を繰り返していた疑いもあるとみて、組織の実態解明を進めています。