あわら温泉4つの旅館が新幹線駅から各旅館へ送迎バスを共同運行 人手不足に対応して実験
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あわら温泉の旅館で、芦原温泉駅と旅館を結ぶ送迎バスの共同運行の実験が行われていて、コロナ禍で拍車のかかった人手不足対策として期待されています。
あわら温泉では、各旅館が北陸新幹線芦原温泉駅やえちぜん鉄道あわら湯のまち駅から、旅館まで送迎するバスを用意しています。
例えば美松では1日に9本のバスを運行していて、各便に3組ほどが乗車し、特に雪の多い2月は利用客が最も多いということです。
こうした中、芦原温泉旅館協同組合では、観光に配慮した温泉街づくりの一つとして、送迎バスを共同運行する実験を始めました。
バスは、芦原温泉駅から、美松 みのや泰平閣 灰屋 清風荘の4つの旅館をまわります。
各旅館の車両を交代で使用し、芦原温泉駅西口の4番乗り場から、午後2時15分から午後5時45分まで30分毎に、計8便を運行しています。
共同運行は、コロナ禍で拍車がかかった運転手不足への対策としても期待がかかっています。
実験は2月末までで、利用実績を見た上で、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅からも運行したり、参加する旅館を増やしたりするなど、検討を進めるということです。