巨大駅舎で掃除の助っ人にW7顔のロボット登場 人手不足に苦しむ清掃業をサポート
北陸新幹線敦賀駅にW7系の車両をイメージしたかわいらしい助っ人が登場です。コンコースの掃除担当として人手不足に苦しむ清掃業界をサポートするとともに、イメージアップにも貢献します。
北陸新幹線の車両W7系をイメージしたお掃除ロボットです。敦賀駅の2階コンコースで1日から仕事を始めました。
JR西日本金沢メンテックビル事業課 天川雅俊課長
「今回のロボットは新幹線と同じようなカラーリングに塗装して、皆さんに少しでも興味を持ってもらえるようにとの思いも込めて導入している」
ロボットには前方にカメラが搭載されていて、障害物などを避けて動くほか、事前に設定したコースを自動で清掃してくれます。
こうしたロボットはこれまで利用客のいない時間帯に運用することはありましたが、新幹線開業後から慢性的な人手不足となっていることから、全国で初めて日中の時間帯も運用することになりました。
駅構内の清掃を担う会社では、今回のロボット導入で、業務の効率化を図るとともに、イメージアップにも貢献したいとしています。
JR西日本金沢メンテック天川雅俊課長
「多数の従業員と清掃のロボットが力を合わせて仕事をしたいと思うので、見守っていただけたらと思う」
お掃除ロボットは当面、敦賀駅では午前6時から午前8時ごろにかけて稼働するほか、越前たけふ駅でも午後2時から午後4時ごろにかけて仕事をするということです。