県産コシヒカリ1等米比率が9割台に回復 猛暑に負けず
福井県産コシヒカリの1等米比率が9割に回復
県産コシヒカリの1等米の比率は、猛暑の影響が少なく、9割台にまで回復しました。
JA県経済連によりますと、コシヒカリの1等米の比率は92.3パーセントで、去年と同じ時期と比べおよそ7パーセントアップしました。
新米の等級は、出荷前に各地で検査が行われ、形が整っていて、透けるような色味のコメの割合が全体の70%以上あると、1等米という評価になります。
去年の記録的な猛暑ではコシヒカリはコメ粒が白く濁る高温障害が起きましたが、今年の猛暑は農家の努力もあって乗り越えたようです。
一方、ハナエチゼンは1等米の比率が91.4パーセントで、2年ぶりに県内で注意報が発令されたカメムシの被害を受けて、去年より1.4パーセントダウンしました。
なお、国が示した県内産の水稲の作柄は「天候に恵まれて生育は順調」だとして、8月現在で「平年並み」となっています。
最終更新日:2024年9月26日 11:56