ぷりぷり食感と濃いうま味で人気の若狭かき 今シーズンは小ぶりで生育遅れも 昨夏の猛暑影響か
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採れたての若狭かき 1日・小浜市
小浜市甲ケ崎で1日、若狭の冬の味覚「若狭かき」の水揚げが行われ、今シーズンは生育が遅れ、貝の大きさは10センチ以下と小さいということで、昨夏の猛暑が影響しているとみられています。
波の穏やかな小浜湾に面した小浜市仏谷と甲ケ崎の2つの地区では、カキの養殖が盛んです。
1日は、養殖業者が甲ケ崎の沖合500メートルにある「いかだ」に行き、1年かけて育てた若狭かきを次々と水揚げしていました。
若狭かきはぷりぷりとした食感と濃いうま味が特徴で、なかでも1年ものは雑味が少なく、かき本来の味を楽しめるということです。
なお水揚げは4月中旬まで続き、甲ケ崎地区の店で直売しているほか、個人向けに発送も行っています。
最終更新日:2025年3月1日 18:46