「県都の玄関口」治安対策強化へ 県警が組織体制の増強検討 少年による犯罪多発受けて
新幹線開業を控えるJR福井駅周辺で、暴行やモニュメントの破壊など少年による犯罪行為が相次いでいることを受け、県警は15日、治安対策を強化する方針を示しました。(12月15日)
県議会の予算決算特別委員会で、議員の質問に対して県警の丸山潤本部長が答弁の中で明らかにました。
福井駅周辺では今年10月から11月にかけて、少年による犯罪行為が相次いで確認されています。ハピリン内では利用マナーを注意した職員が、集団で暴行を受けたほか、東口の観光交流センターでは屋上に設置された恐竜モニュメントが蹴り壊されました。
ハピリンでの事件について、丸山本部長は少年が関与しているとして事件の詳細な内容については答弁を差し控えた一方、「新幹線開業で交流人口が増加する中、組織体制の増強を検討し、駅周辺の治安対策に取り組む」と強調しました。