「被災者のもとに福が来るよう…」三国成田山で福豆の袋詰め始まる 来月3日は豆まき式
黙々と福豆を袋詰めするボランティアたち=31日、成田山福井別院
来月3日の節分を前に、成田山福井別院(坂井市三国町)で31日、「福豆」の袋詰めが始まりました。煎った豆の香りが部屋いっぱいに漂う中、ボランティアたちが能登半島地震の復興の祈りも込めて黙々と作業をしていました。(1月31日)
福豆の袋詰め作業には信徒らボランティア10人が参加し、煎った大豆や落花生を小さい袋に丁寧に詰めていました。
参加者は「10年以上続けている。1日も早く被災者のみなさんが、元の生活に戻れることを祈っている」と話していました。
成田山福井別院では来月3日の節分に「豆まき式」を実施し、およそ6000袋の福豆を紅白の餅やパンなどと一緒に威勢よくまき、福を招き入れます。