10月から定期運行 エアコン取り付け快適に 福井鉄道「レトラム」の改修工事を間近に見学
越前市にある福井鉄道の北府駅鉄道ミュージアムではふだん入ることができない車両工場の見学会があり、親子連れが今しか見られない貴重なドイツ製車両の改修工事の様子を間近で楽しみました。
「昭和40年に造られた電車は木を使った部分もあり、それを残しながら補強しています」
ドイツ製の車両「レトラム」は、これまでは春と秋に限定して運行されていましたが、今年10月からは1年を通して運行されることになり、エアコンの取り付けなど改修工事が進んでいます。
1日は 大型連休を利用して東京から帰省した親子など、県内外の10人が参加し、工場内をじっくりと見て回りました。
東京から敦賀に帰省した親子
「きょうはこのトラムがメインで来たんだよね。楽しかった」
茨城県から福井へ
「なかなか普段車両基地に入ることはできないので貴重な機会になった」
このほか参加者は、先月導入されたばかりの運転シミュレーターも体験し、リアルな映像を見ながら運転士気分を味わっていました。
見学会は新幹線開業後初めての大型連休に合わせて福井鉄道が企画したもので2日も開かれます。
*参加料金2000円で非売品のクリアファイルもプレゼント